2025年6月17日火曜日

ハプニング上等!The First Practice 開催中

さて、今日は “The First Practice” について少し語りましょうか。

バンドをやるってことはね、「売れてからやる」わけじゃなくて、「やってるうちに売れるかもね」っていう精神が基本。というわけで、われわれは売れてはいません(笑)。無名、知る人ぞ知るアーティスト。でも、そういう状態でリハーサルに本気で挑むのがロックってもんです。


若い頃――いまも気持ちは若いですが(笑)――もっと若い頃は、週に3回も4回もリハーサルして、技術を積み上げてました。10代・20代は、まさにその「貯金」の時期。でも今は違う。いまはその貯金を切り崩すどころか、新たに投資するフェーズです。つまり、年齢とロックは無関係。

ただ、現実的には、月に数回のリハーサル。メンバーそれぞれが時間をやりくりして、限られた中でクオリティを追求しています。これは本当に大切なことなんです。

毎回、新曲レパートリーを導入するにあたり、各メンバーがそれぞれ自主練や研究をしてから、スタジオで「初めて合わせる」わけです。つまり、それが「The First Practice」。解釈が違うのは当たり前。一発で決まるはずもないけど、そこが面白い。

「あれ?おれの解釈と違うんだけど?」 「マジか、それで来たか!?(笑)」 「でも意外とアリかも…」

この化学反応こそがバンドの真骨頂。

この初回リハをYouTubeで配信するのが「The First Practice」です。つまり「最初の練習」そのまんま(笑)。でも、それを観てもらえるって、ある意味ロックの現場をそのまま届けてる感じで、すごくリアルだと思ってます。

そして、今日は「The First Practice」の前回の動画をご紹介します。

前回取り上げたのは、ポール・マッカートニーの映画『Broad Street』でも使用された。そう、あの美しいバラードです。

この曲、じつは歌モノとしては合わせやすい構成になっていて、リハーサルとしては比較的スムーズに進行しました。テンポも素直、コード進行も素直。というわけで――

> 正直、あまりハプニングもなく(笑)、
結果として「ちょっとおもしろみに欠ける動画」になってしまったかもしれません。

とはいえ、こういう曲もヤラセ無しで晒していくのがThe First Practiceのコンセプト。最初の合わせ、つまりリアルなリハーサル現場をそのままお届けするということに意味があるのです。

動画(録画)はこちらからご覧いただけます👇


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そして、明日のヴログでは…

次回の「The First Practice」について書きたいと思います。
今度はもう少し…荒れた展開になりそうな予感も(笑)?

それではまた明日。
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最後に一言

昔アメリカで聞いた話。「バンドで最初に喧嘩するのは、誰が車出すかって話だ」…確かにね(笑)。

だけど俺たちは車じゃなくて、音を出すことに燃えてます。

Stay Rock.