幸せRockJourneyご覧いただきありがとうございます。
先日は雪が降りました関東です。寒い日が続きますね。
どうぞ、体調管理に気をつけつつ。ビタミン補給もわすれずに!
ということで、音楽の話題にうつろうか。
前回はライヴの予告をしたところでそうですね、
ハモリーメンは3人なので3ピースROCKバンドということになります。
本当は後一人いると4人。実はこの一人の差は大きいんです。
ということで、今日のお題は
「俺の3ピースバンド考」!!です'`ィ(´∀`∩
とにかくね、ライヴ(生演奏)を3人だけでやるというのは4人でやるバンドと比べるとかなり難しいんですよ。その難しさについて今日は解説させてください!
【では、何が難しいのか!?】
4人編成バンドとの決定的な違いというと、
まず、歌って弾いているか、歌って弾かないかという部分ですかね。
ベースを弾きながら歌うのも、ギターを弾きながら歌うのも、ドラムもしかり。演奏しながら歌う。それだけで実際に凄いことなのですが、バンドを観ている聴く側の人たちには3人だろうが4人だろうがあまり関係ないですからね(^_^;)今度よく観察してみてね。|д゚)カンサツ
3人バンドだと最低でも一人は必ず弾き語りで演奏しているわけです。
※弾き語りというのは演奏しながら歌うということです。
と、ここまで書くと、
Beatlesだって弾きながら歌ってるじゃないか!って声が聞こえてきますね(笑)ええ、そうですね、ですが、Beatlesは4人です。4人の場合歌っている人は特にギターに関してはギタリストが2名居るツインギター編成のバンドの場合は、演奏を分担できるというメリットが出てくるわけです。ひとりはコード(和音)、一人はリード(単音)とかね。楽器が増えた分、音の厚みも2倍、音量も。3人と4人は表現できる幅が違うってことになるわけです。
なので、話しは戻りますが、バンドに
演奏しながら歌えるメンバー(リードヴォーカルをとれる人)が多ければ多いほど4人バンドに近い演奏になるということなんですね。コーラスワークもしかり。
まぁ、でもね、話し反れるけど、
日本人のROCKバンドでコーラスワーク決まるようなバンドって殆どいないですね。ああ、でも若手アカペラグループはいるけど あれは演奏していない(笑)
正直、我がバンド人生の経験からでもスタジオに入っても歌わない人は全く歌わないです。コーラスもとらない。私は演奏家なのでというような立ち位置なんでしょうね。そういう人多いんですよ。なので俺の場合は歌に関しては強制しないし、歌えない(歌う気がない)ひとに歌わせるのも無駄な労力なのでしてません。ただね、
Rockって歌音楽なので、歌心は絶対ないとダメです。ヘタクソだから歌わない人もなかにはいるだろうけれど、ヘタクソでも歌っちゃう人は歌うんで、全然その辺は気にしなくていいとおもいます。まずはやってみること。
ダメなら断られるから(笑)
じゃあ、
シンガーとしての俺パンチーノについてもついでだから語ります。ええ、実は俺はシンガーなんて思ったことは一度もないんです。
思い起こせばヴォーカリストを見つからないから自分で歌った若きパンチーノ。あのときはまだ「パンチーノ」ではなくて本名で活動していた((笑余談。そんな自分としてですが、やっぱり楽器で奏でつつ歌うこと喜び、
弾き語る喜びってありますよ。その延長線上に
弾き語り合う喜びも、
ハモリとかね楽しいです。
話し戻りますが、(ここからはちょっと難しい専門的な話しになりますが)
次に難しいのは
コード楽器(和音が出る楽器)がギターしかいないということもあってそこすね。厳密にはベースでも和音は出せますが、それはギターの音域の和音ではないので例外として。つまりは3人バンドの場合ギターパートは、コードバッキング、リードギター、リフなども弾きながらもしくは歌の合間に入れなくちゃならないんです。歌いながら別のメロディを弾くなんての、それなりの慣れとテクニックもなくては出来ない。
コードで演奏したり、リードで単音になるところ。不自然になってはカッチョワルイ。
そのバランスがハイセンスに要求されてくる。そこ消化不良になるとダサいんですよ。
これはついでなので、書かせて頂くと、
街頭などで弾き語りをしているひとたまに見かけるけど、そういう皆にも言いたい事なのだけど、弾き語りでコードだけ弾いて自分の世界に酔っているひと多くみかけます。上記の点は一人で演奏するときにも言えますので。コードだけガチャガチャ弾いて何曲も歌うのはいいけど、全部にたような曲だったり、少しは聴く人を飽きさせないようにするのには工夫してみよう!そんなこと考えながら自分のギターを組み立てると良くなったりして!ああ、いいんです自分が気持ちよく出来れば。忘れてくれてOK
で、3人バンドの話しに戻りますが、
あと、
音色ね。ギターの音色です。ここも重要。
3ピースROCKバンドといえば、好きなのは、クリーム、ストレイキャッツ!ジミヘン!俺的にはこの辺をお手本にしていますが、特にストレイキャッツね。ブライアンセッツァは一番好き。彼はロカビリーですけどね、彼のグレッチ、6120エコーサウンドは最高にいいよね。ブライアンのギターに関しては歪みではなくてFender "Bassman"にRolandのテープエコーのセットなんですが。それを使ってスラップエコーすると、それほど歪ませなくても音に厚みと広がりが出て、3人バンドでも十分に心地良くなる。しかも斬新だよね。
もちろん歪ませるギターも有効です。3ピースは、ジミヘンだったり、クラプトンだったりを代表するようなファズね。歪ませてデカイ音で、倍音に厚みを持たせて3人で完成!!これぞROCKバンドの音ですな。まぁ、これは王道ですが(笑)
写真は最近のパンチーノのギア(FX)はこれ。ライブ小屋にアンプがある場合のセット。
簡単に解説すると、
真ん中のBOSSのコーラスはブライアンのテープエコーではないが、一つの楽器がゴージャスに聞こえるという意味で、3人バンドには必要な音の広がり(厚みを出す)部分になります。
左のはZoomのアンプシミュレーターJC対策用兼チューナー、アンプシミュレーターはどんなアンプを使っても一環して自分のサウンドが作れるという代物、以前はTech21のサンズアンプを使っていたんですがエコー(空間系もイケテル)もかかるのでこっちZoomに変えました。最後に
右のはTS系のブースターです音量アップするやつ。
※通常パンチーノはビッグステージの場合、2台のアンプを持ち込み切り替えて使っておりますが、最近はそのようなBIGステージはないのでご無沙汰しています。FXボードだけで足りてる(σ゚д゚)σYO!!
このボードとエレキ⇒
プレイテックbyAXLの改造ストラトSSHで殆どの音は出せます。
ギターの話しになってしまいましたが、まぁ、それはまた別の機会にして。
上記のことで、
3人バンドだと、特にギターが難しいってことは多少は理解してもらえたとおもいます。
そうですね、3人バンドの難しさ、それを語ればまだまだいくらでも書けますが、結論からいうと、ハイセンスに聴かせるバンドになるには並ではむりです。なので、ほんとは
4人のがバランスがいいんですけどね。
まぁ、でもね
3人バンドのメリットもありますよ。ざざっと。
3人だと同じ楽器が被らないのでその点楽器演奏の自由度が上がる。
3人だとパート分けがシンプルになるのでアレンジしやすい!
3人だと多数決の時、必ず結論が出る!
3人だとギャラの分配率が良い!
3人だと予定が立て易い!
などです。
とにかく、
3人だと聴き易い音楽が出来上がりやすい環境ということです。Beatlesの音楽もそうだけど。
俺的にはここが一番大事だとおもっています。
なまじか、音が多いとか、リズムに変化があるとか、いろいろ工夫がしてあっても、曲の良さが伝わらなければなんの意味もないんですよ。
Simple is Best!
と、
結論が出たところで
今日はこの辺でm(__)m