2025年6月25日水曜日

西洋育ちのロックと日本のメロディの違和感

1週間超えの連続投稿してるパンチーノです。
日々書くことで何かが見えてくるってもんです。

さて、スター・ウォーズのテーマ曲も少しずつ耳になじみ、ようやく序章の1分半くらいは身体に入ってきました。
譜面は使ってません。クラシックといえども、ロックにとってはまず耳コピが基本。
ただ、そこに“理解”が伴ってないとただの猿マネ。
テンポが変化したり、リズムが跳ねたり、しかもコード感があるようで無いようで、メロディ同士が絡むあたり、
あれはもうレノン=マッカートニー的な“複数の主役”構成。やれやれ、って感じです。

で、そんな「自分のロック観」みたいなことを改めて考えてました。

この写真は今回の記事用のAI生成画像
私のようで、私じゃない。遠目でみてください(笑)

たとえば、うちのメンバー・アーベンは日本のロックをこよなく愛している。
日本のフォークも含めてね。安全バンドの信者であるのもそうだし、矢沢永吉やBOØWYにも深く影響を受けている。
日本の歌謡とロックが交差するあの独特のスタイルに、彼はしっかり魂を揺さぶられているわけです。

一方で、俺はと言うと、そこまでではない。
日本のロックって言われるものに、どうも違和感が残る。
それが何かって分析すると、まず“音階”。
ブルースやカントリーの感覚でいうと、そもそも「使っちゃいけない音」が平然と並んでたりする。
そしてリズム。これはやっぱり西洋的な土壌じゃないと育たない何かがある。

日本人にとってロックはずっと「外の文化」で、
J-POPやフォークとして馴染みやすく加工されていく過程で、
どうしても自分が好きなロックとは遠ざかっていってしまう。
これが“俺のはぐれ感”の正体かもしれないなと。

だけど、それでいいんだとも思う。
「馴染まないもの」をそのままやるのが、ある意味ロックなんだと。
土壌に合わない花を咲かせる、そういうひねくれ方こそ、俺は好きです。


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追伸:

今週の大きなニュースといえば、イスラエルとイランが停戦合意に至ったという報道。
このまま、少しでも血が流れない未来に繋がってくれることを願うばかりです。
そしてAI音楽についても、思うことが多い。
機械が“人間の音楽”を再現できるようになった今、
逆に「不完全さ」の価値が高まってるのかもしれない。

たとえば、うまくいかないスター・ウォーズのイントロ。
だけど、そこにこそ生演奏の意義がある。

Stay Rock.