この会、かなり大人です。ロック歴が還暦を超えた先輩方が、まだまだ現役でロックを楽しんでる。素晴らしいことですね。私は今回は“ハモリーメン”として呼ばれていたものの、いろいろな事情で歌えず…。アーベンだけが演奏参加していました。
アーベンは筋金入りの「長沢ヒロ&安全バンド」信者(笑)なので、完全に会の空気に馴染んでいました。会場の川口キャバリーノも音響や空調が絶妙で、落ち着いた雰囲気の中で音楽を堪能。
個人的にハマったのは、会の後半に突如始まったジャズ・タイムの余興。パンチーノとしては「ジャズはやるものではなく聴くもの」主義なので、基本的に傍観(笑)
というのも…
ジャズほど即興の効かない音楽はない!
「ジャズ=アドリブ音楽」と思ってる人も多いけど、それは幻想。実はむしろ真逆で、理論がしっかりしてないと破綻する。適当に入ると一瞬で場をぶち壊します。
そんな中、アーベンが酔っ払ってフランク・シナトラを適当に歌ってた(笑)
アーベンよ、空気を読んでくれ…。
でもね、トロンボーンのお方のピッチとキャラが絶妙で、ジャズ感がピタッとハマってて最高。フジタさんのギターもブルージーで良かった。
一瞬「オレもJAZZジジイになるのも悪くないな…」と心が揺れかけましたが……
いやいや、オレはStay Rock!
たとえジャズの魔力に引き寄せられても、やっぱり最後はロックに戻ってくる。だってそれが俺のアイデンティティ。
相沢さんが「こんなの初めてやったよ」とつぶやいていたのが印象的でした。ジャズに触れて、あらためてロックの良さに目覚める――そんな瞬間だったのかもしれませんね。
ジャズもいいけどロックだよね。
お節もいいけど、カレーもね。(←昭和ネタ)
Stay Rock!
パンチーノ