2025年6月12日木曜日

AIは神じゃない。でもロックの味方にはなる?!

6月。
ちょっと気になる話があったんで、今日はそのことを書いてみようと思う。

最近知ったんだけど、多くの配信会社ではAIが生成したメロディや歌詞はNGなんだって。
つまり、AIが勝手に出してきたメロディやリリックをそのまま使って曲を出すのはダメ、ということ。

これは一見当然のようでいて、でも…なんか違和感あるんだよな。


世間では「作曲=メロディ+コード」と思われがち。
でも、本当に音楽をやってる人間ならわかるはず。いちばん大切なのは“アレンジ”なんだよ。

メロディやコードももちろん大事。
でもそれって、ある意味“素材”に過ぎない。

例えるなら──「いい魚が釣れた」ってだけの話。
そこにどんな調味料を使って、どう調理するか。
それがアレンジだし、アーティストの腕の見せどころ。

よく「いい曲ができた!これは降ってきた!」って言う人いるけど、俺から言わせてもらえば…
それってただの“自己満足の錯覚”だと思ってる(笑)

で、俺も最初はAIを使うのをためらったことがあった。
でも結局、禁止事項を避けるために、メロディは全部“自分の脳”で生成してます(笑)
それってそんなに難しいことじゃない。
だって、メロディなんて無限にある。俺にもAIにも。

AIを神だと思ってる人、多いんじゃない?
でも残念ながら、神じゃないです。AIは人間と同等、つまりツール。
俺的にはね、どこぞの曲を解析してAIがポンと出した音楽でも、認めてる。
だってそれこそ、“降ってきた”んじゃないの?って思うから。

それに、最近はDAW(音楽制作ソフト)にもAI支援の機能がどんどん入ってきてる。
アレンジやビートメイクの補助として使うことは、音楽の幅を広げるって意味でも俺は完全に賛成派。

そもそも、プロのJ-POPの世界ではさ、
作詞も作曲もアレンジも、外部のプロから提供されるのが当たり前。
それでデビューして、商品として出してる。
そこにAIという新しい選択肢が入ってきて、金もかけずに同じ舞台に立てるようになったら──

それ、もはや革命でしょ?(笑)

まあ、そういう商業の世界はそっちで模索してくれたらいいと思う。
我々はただ、純粋にロックしてるだけなので(爆笑)

だからこそ、俺はアナログマンでありながらAIを使いこなしていく。
それは楽をしてるんじゃない。むしろ、“選ぶ責任”を楽しんでる。

「ロックは反骨」だし、「ロックは自由」。
AIをどう使おうが、それが自分の音になるなら、それでいい。

アレンジが命。
それが、俺のやり方。

また書きます。
Stay Rock!

パンチーノ