2025年6月3日火曜日

5月の近況報告

幸せRockJourneyをご覧いただきありがとう。
6月に入りました。
暖かかったり寒かったりで体調には気をつけているところ。皆様もどうぞご自愛ください。

さて、Liveはまだ先なので新しいレパートリーや作曲などをしているけど、今までと違った試みもしているところ。

NEWESTでは練習リハーサル風景をライヴ配信してみた。これはグッチのアイデアでThe First Practiceと命名している。
録画を貼っときます。





更にはオリジナルバンドであるハモリーメンもAIを活用している。ロックアーティストがAIを使っているのはBeatlesだけじゃないんだよ(笑)新しいことは取り入れる方針。

実際にAIに曲を作らせてみたら、案外アリでした。

最初は半信半疑だった。
でもうちのバンドアレンジはだいたい俺パンチーノが1人でやっている。
アーベンの原曲を貰ってデモを作ったり自分でハモメン用に書いたりですが、その作業量がなかなかに重たいわけです。
だから少しでも時短になるなら…って軽い気持ちで始めたんだけど、
やってみると、これがなかなか面白い。

AIの作曲ってね、サイコロ振るみたいなもんなんです。
ポンと出てくる曲を聴いて、「これは使えるな」「これはちょっと違うな」って選んでいくだけ。
その時点ではまだ何の感情もないただの音のデータだけど、クオリティ完成度はかなり高い。

でも、そこで「自分が選ぶ」っていうのが実は大事で。
自分の耳で“アリ”を選び、“ナシ”を捨てる。
それだけっちゃそれだけなんだけど、それこそが自分の色になるんだよね。

500回くらいサイコロ振って、ようやく「お、これは!」って曲が20曲くらい。
そこに自分の感覚で歌詞をつけたり、アレンジしたりして、やっと命が入る感じ。

もちろん、自分で一から曲を作ることもできるけど。
まあ、これは持論だけどメロディなんていうのはもともとサイコロ振るのと同じで自分のクセや影響を受けたものからの引用しているようなもの。
イメージを膨らませモチーフを考えなにかの曲を参考にしたり。AIを使わなくても「自分が選ぶ作業」実質的にはやっていることは同じなんですわ。
ただ、正直時間がかかる。寝かせたり、練ったり、迷ったり。
その工程も好きだけど、全部をそれでやってたら追いつかないときもある。

なのでAIは中身まで提案してくれるツールを超えたツールという形。今後は世間に浸透していけば当たり前のことになると思うし、新しい音楽も生まれてくる可能性もあるでしょうね。
それと、高い金で雇うプロのアレンジャーや作詞家、作曲家なんて仕事もなくなるね(笑)ごめんね!

まぁ、AIを使うことに抵抗がある人もいると思うけど、ハモメンのメンバーは結構気に入ってくれている。
個人的には「使い方次第でしょ」って思ってる。
良い素材を引き出せる人が使えば、もっと良いものができると実感してるよ。
筆のひとつ、ギターのエフェクターのひとつ、みたいな感覚で。

AIが音楽を作る時代になっても、最後に「これが自分の曲だ」って言えるかどうかは、LIVEで聞かせられるか!やっぱり自分次第だなって思います。

それではまた!