2025年6月30日月曜日

The First Practice "Star Wars Main Thema"

本日も、ブログを更新します。
ロックな道の途中で——ついに一歩、踏み出しました。

  録画はこちら



『The First Practice』、第2回配信完了。
演奏したのは、あの『スター・ウォーズのテーマ』。
クラシックの象徴みたいなこの名曲を、あえて譜面なし・ロック解釈で叩き返すという無謀な試み。

リハーサルというより、“セッション的実験”。
それをそのまま、YouTube Liveで配信するという、
なんともロックな暴挙に付き合ってくださった少数精鋭のロックファンのみなさま、
本当にありがとうございます。

俺たちは、音符を追いかけるより、鳴らした音そのものにこだわる派です。
楽譜を使わずに、耳と身体で音を憶え、解釈し、
クラシックすらロックに染め上げる。それが、NEWESTのスタイル。

この曲、きっとこれからもライブで演奏することになると思います。
一度きりじゃ終わらない。むしろ、ここからが本番。
だってロックはいつだって、完成じゃなくて更新だから。

次の爆音まで、StayRock.

2025年6月27日金曜日

”見せる音楽”という実験

今日もブログ、更新します。
明日はついに「The First Practice」。
公開リハーサル配信を控えた前夜、少しだけ思うことを書き留めておきたい。

今回取り上げるのは、『スター・ウォーズ』のテーマ。
それをロック的なアプローチで、しかも曖昧なまま人前に晒す——
そんな行為に、はたして意味はあるのか?

正直、多くの人にとっては「よくわからないし、興味もない」ものかもしれません。
でも、それでも、やってみる価値があると思ってます。

いまだかつて、リハーサル風景を定期的に見せるバンドがいたでしょうか?
失敗も未完成も含めて、“今まさに進行中の音楽”を見せるというスタイル。
それはきっと、ライブでもレコーディングでもない、
第三の“音楽のあり方”かもしれません。

この企画は、「見せること」そのものが挑戦です。
完成されたものではなく、「途中」のものを世に出すという、ある意味での暴挙。
でも、それがどんな価値を持ち得るのかは——
やってみなきゃわからない。

かつてビートルズは、あの有名な映画『Let it be』で、
制作のプロセスをそのままドキュメントにしました。
未完成で、ぶつかり合っていて、時に美しい。
音楽の裏側には、そんなリアルがある。

僕たちNEWESTがやろうとしていることも、
どこかその精神に近いのかもしれません。

明日は、失敗も含めて“飛び出す音”にご注目ください。
それがどんなに曖昧でも、確かに「今この瞬間の音」であることに変わりはないのだから。

Stay Rock.
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▼配信はこちらのページで告知します▼

2025年6月26日木曜日

ロックな人生、だけど求められるのは“技術”だった

気がつけば、ロックなブログも更新し続けて早1週間。
今日も「さて、なにを書くか」と考えていたのですが——
過去のアクセス数を見返してみたら、驚きの事実が。

いちばん読まれているのは……
俺のアンプ修理メモ、でした。


派手なロック談義でも、渾身の哲学的テーマでもない。
それよりも、「ジャックの接点復活方法」や「真空管の不良診断」みたいな、
超マニアックで職人的なメンテナンス記録の方が、
何倍も読まれているのです。

おそらく、検索してたどり着く人が多いんでしょうね。
音楽に限らず、ギターやアンプって機材の世界。
そして機材は壊れるし、調整が必要。
誰かが困っている時に、必要とされるのは「ロック観」じゃなくて「修理の手順」だったりするわけです。

そんな中、最近はAIの力も借りています。
大学教授レベルの知識をもつ相棒に、
「この配線の不具合、どこが怪しい?」と聞けば、
的確にヒントをくれたりする。

おかげで自分の頭もちょっとずつバージョンアップ。
「知ってる風」で済ませていたことも、
ちゃんと“自分の知識”に落とし込めている気がします。

人間らしさとか、魂とか、音楽の本質を語りたくなるけど、
ふとした時に求められるのは、
意外にも“地味で確かな技術”だったりする。

まぁ、それもまたロックなんじゃないかと。

Stay Rock.

2025年6月25日水曜日

西洋育ちのロックと日本のメロディの違和感

1週間超えの連続投稿してるパンチーノです。
日々書くことで何かが見えてくるってもんです。

さて、スター・ウォーズのテーマ曲も少しずつ耳になじみ、ようやく序章の1分半くらいは身体に入ってきました。
譜面は使ってません。クラシックといえども、ロックにとってはまず耳コピが基本。
ただ、そこに“理解”が伴ってないとただの猿マネ。
テンポが変化したり、リズムが跳ねたり、しかもコード感があるようで無いようで、メロディ同士が絡むあたり、
あれはもうレノン=マッカートニー的な“複数の主役”構成。やれやれ、って感じです。

で、そんな「自分のロック観」みたいなことを改めて考えてました。

この写真は今回の記事用のAI生成画像
私のようで、私じゃない。遠目でみてください(笑)

たとえば、うちのメンバー・アーベンは日本のロックをこよなく愛している。
日本のフォークも含めてね。安全バンドの信者であるのもそうだし、矢沢永吉やBOØWYにも深く影響を受けている。
日本の歌謡とロックが交差するあの独特のスタイルに、彼はしっかり魂を揺さぶられているわけです。

一方で、俺はと言うと、そこまでではない。
日本のロックって言われるものに、どうも違和感が残る。
それが何かって分析すると、まず“音階”。
ブルースやカントリーの感覚でいうと、そもそも「使っちゃいけない音」が平然と並んでたりする。
そしてリズム。これはやっぱり西洋的な土壌じゃないと育たない何かがある。

日本人にとってロックはずっと「外の文化」で、
J-POPやフォークとして馴染みやすく加工されていく過程で、
どうしても自分が好きなロックとは遠ざかっていってしまう。
これが“俺のはぐれ感”の正体かもしれないなと。

だけど、それでいいんだとも思う。
「馴染まないもの」をそのままやるのが、ある意味ロックなんだと。
土壌に合わない花を咲かせる、そういうひねくれ方こそ、俺は好きです。


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追伸:

今週の大きなニュースといえば、イスラエルとイランが停戦合意に至ったという報道。
このまま、少しでも血が流れない未来に繋がってくれることを願うばかりです。
そしてAI音楽についても、思うことが多い。
機械が“人間の音楽”を再現できるようになった今、
逆に「不完全さ」の価値が高まってるのかもしれない。

たとえば、うまくいかないスター・ウォーズのイントロ。
だけど、そこにこそ生演奏の意義がある。

Stay Rock.

2025年6月24日火曜日

1週間連投で見えた“今”──ロックとAIとスター・ウォーズ

どうも、パンチーノです。
ここのところ気づけば1週間、毎日ヴログ投稿。
「誰が見てるんだろ?」って時もあるけど、
書くことで“今”を掴んでいたい、そう思う今日この頃です。

というわけで今日は、最近1週間の“まとめヴログ”。
気になった方は、ぜひ過去の投稿もチェックしてみてください。



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【パンチーノのロックな1週間】

■ AI音楽の未来、そして不安
最近はAIで生成された“完璧すぎる”音楽が話題に。
だけど思うんです——
“音楽”は感情のぶれや、偶然のノイズにこそ宿るんじゃないかって。
心が動いてこそのメロディ。
人が創る音にこそ「魂」がある。
たとえ技術が進んでも、
“Stay Human”で“Stay Rock”な表現を大切にしたい。

■ ミレニアム・ファルコンとB2爆撃機の共演!?
頭の中の妄想がまさかの画像に。
スター・ウォーズと現実がクロスオーバーする瞬間。
遊び心が世界を広げる。ロックも、そういうもんでしょ?

■ 安全バンドの夜、そしてジャズの誘惑
相沢さんのパーティでは、大人のロックが炸裂。
アーベンは絶好調でフランク・シナトラ(?)やってましたが、
パンチーノは「ジャズは聴くもの」派。
ジャズジジイになる未来がちらついたけど、
やっぱりロックだよね。Stay Rock!

■ スター・ウォーズのテーマを耳コピで挑戦中
課題曲にしてる『スター・ウォーズのテーマ』。
譜面?いらない。ロックは耳と魂で感じるもの。
とはいえ、この曲はテンポ変化も多くて難解。
クラシックとロックの狭間にある名曲を、
どうロック魂で鳴らすか、試行錯誤中。

■ イスラエルとイラン、つかの間の停戦合意
先日、アメリカのB2爆撃機による核施設攻撃が話題になった直後、
なんとイスラエルとイランが“停戦合意”に至ったとの報道。
火種は消えてないけど、
それでも今は「静かな時間」に感謝したい。
ロックも戦争も、間(ま)が大事なのかもしれない。


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毎日ヴログを書くことで、
今をどう生きて、何を感じているかが明確になる。
これは音楽活動とも繋がってると思います。

発信することが目的じゃない。
“自分を見つめる手段”として、書き続けてます。

週末には『The First Practice』の生配信も控えてます。
引き続き、ロックと共に走っていきます。

それじゃまた明日、
Stay Rock.

2025年6月23日月曜日

譜面はいらない。ロックで銀河を渡る

今週末に迫った「THE FIRST PRACTICE」の課題曲は、
そう、『スター・ウォーズのテーマ』。

言わずと知れた映画音楽の超名曲ですが、
今回はこれを、あくまで“ロック”として捉えています。
自分のパートにおいては、譜面は使いません。
クラシックであろうがなかろうが、耳で聴いて身体で覚える——それがパンチーノ流。
ロックは譜面を読むものじゃない。感じるもの。


…とは言え、ただの勢いじゃ成立しないのがこの曲の怖さ。
今回は冒頭〜序章あたりまで、約1分30秒を耳コピして臨んでますが、
まあ、いろいろと“やれやれ”な構造です。

まずテンポが一定じゃない。
出だしからテンポ変化あり、リズムは跳ね、
普通のロックが持つ“ビートに乗っかる”感じとはまるで違う。
ドラムが導いてくれるわけでもなく、
あっちこっちのリズム感に意識を配らないと、
まるで重力のない宇宙空間を歩くような気分になります。

しかも、コードが明快に進むわけでもなく、
あくまで“メロディ中心”の構成。
それもひとつじゃなく、複数の旋律が同時に流れ込んでくる。
例えるなら、レノン=マッカートニーの共作のようなもの。
どっちが主旋律だ? いや、どっちも、だ。

この感じ、クラシック畑の人にはお馴染みかもしれないけど、
ロック人にはなかなかの“宇宙船操縦”です。

でもね、そこが面白い。
音楽ってのは、理解じゃなくて“感応”だと思ってる。
音と出会って、どう立ち向かうか。それがロック。
そして、今その旅の途中にいます。

StayRock.

the First Practiceに視聴ついては
▼このリンクをどうぞ▼

2025年6月22日日曜日

American VoicesとB2爆撃機の朝

今朝はちょっと重たいニュースからスタート。
アメリカのB2爆撃機がイランの核施設を破壊、作戦は成功とのこと。
こういうニュースは音楽のテンポを狂わせますね。

驚いたのは、これがトランプ政権下での出来事ということ。
彼は“戦争を避けるビジネスマン”だと思ってたんですが…
国際政治というのは一筋縄ではいきません。

とはいえ、こういうときこそロックミュージシャンの想像力が試される。
現実は重たくても、それをどう音楽に変えるかが勝負です。

僕らが今、制作中の曲に**『American Voices』**というのがあります。
これはバイデン vs トランプの選挙をきっかけに作ったカントリー調のナンバーなんですが、
実はその裏にあるのは「民主主義って何?」っていう素朴な問いかけ。


政治に詳しくなくてもいい、投票に行くだけでもいい。
ロックはもともと“声を上げる文化”なんだから。

日本って、どうも空気を読みすぎる国だと思いません?
みんなで横並び、みんなで我慢。それも美徳だけど、
ときには叫んでいいんだよ。音を鳴らしていいんだよ。

『American Voices』は9月の浅草ライブで発表予定。
今、バンドアレンジに磨きをかけてるところです。
地味だけど、こういう歌こそ伝わってほしいな。

さて今日は、もう少し時間があるので、the First Practice用のスター・ウォーズアレンジを模索して考えてみます。
ライトセーバーをギターに持ち替えて、ダース・ヴェイダーに「Let it be」でも歌わせたいね。そしたらフォースじゃなくてコーラスが乱れるか!

というわけで、今日は世界が揺れる日になりそうですが、
僕らの足元はロックでしっかり鳴らしていきたいと思います!

Stay Rock.
パンチーノ

2025年6月21日土曜日

Stay Rock!ジャズの罠とロックの目覚め

昨夜は「安全バンド」(※安全地帯ではありません!)のギタリスト相沢さんのパーティに参加してきました。

この会、かなり大人です。ロック歴が還暦を超えた先輩方が、まだまだ現役でロックを楽しんでる。素晴らしいことですね。私は今回は“ハモリーメン”として呼ばれていたものの、いろいろな事情で歌えず…。アーベンだけが演奏参加していました。

アーベンは筋金入りの「長沢ヒロ&安全バンド」信者(笑)なので、完全に会の空気に馴染んでいました。会場の川口キャバリーノも音響や空調が絶妙で、落ち着いた雰囲気の中で音楽を堪能。

個人的にハマったのは、会の後半に突如始まったジャズ・タイムの余興。パンチーノとしては「ジャズはやるものではなく聴くもの」主義なので、基本的に傍観(笑)

というのも…
ジャズほど即興の効かない音楽はない!
「ジャズ=アドリブ音楽」と思ってる人も多いけど、それは幻想。実はむしろ真逆で、理論がしっかりしてないと破綻する。適当に入ると一瞬で場をぶち壊します。

そんな中、アーベンが酔っ払ってフランク・シナトラを適当に歌ってた(笑)
アーベンよ、空気を読んでくれ…。

でもね、トロンボーンのお方のピッチとキャラが絶妙で、ジャズ感がピタッとハマってて最高。フジタさんのギターもブルージーで良かった。
一瞬「オレもJAZZジジイになるのも悪くないな…」と心が揺れかけましたが……

いやいや、オレはStay Rock!
たとえジャズの魔力に引き寄せられても、やっぱり最後はロックに戻ってくる。だってそれが俺のアイデンティティ。

相沢さんが「こんなの初めてやったよ」とつぶやいていたのが印象的でした。ジャズに触れて、あらためてロックの良さに目覚める――そんな瞬間だったのかもしれませんね。

ジャズもいいけどロックだよね。
お節もいいけど、カレーもね。(←昭和ネタ)

Stay Rock!
パンチーノ

2025年6月20日金曜日

氷山の一角、それがロックのトリック!

昨日のアクセスは29名。
うーん、少ない? それとも選ばれし29人?(笑)
どっちにしろ読んでくれてる人、ありがとう!

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さて今日は、「練習ってどうやってるの?」っていう話です。

音楽をやってる人ならわかると思うけど、
どんなに上手く見えるプロでも――

> 練習してるんです。
してないフリをしてるだけです(笑)

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🎩【ロックは手品と同じ】

「え、それアドリブでやってるの? すごい!」
なんて言われることもあるけど、真実はこうです。

> アドリブは準備された即興。
ステージでの余裕は、裏の地道な仕込み。

つまりロックって、手品と一緒。
ネタを見せないところが美学なんですね。

ただしパンチーノは、
これからロックを始めたい人の味方です。

だからこそ!
**“ネタバラシ系ブログ”**でいきます(笑)
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🚗【パンチーノのリアル練習事情】

✔ 車内シャウト:
通勤中、信号待ちで「Oh Darling!!!」
…隣の車のおじさん、こっち見てました(笑)

✔ スタジオ個人練:
1時間1000円。安いけど、入ってすぐ「コード忘れた!」のループ。
それでもドア閉めて爆音出せるのは最高です。

✔ ヘッドフォン練習:
近所迷惑ゼロ。家族の不機嫌ゼロ。
最近のマルチエフェクターって、AUX IN付きなんですよ。
オケ流して一人バンドごっこ。…楽しい(笑)

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🎤【プロだって、騒音に気をつけてる】

ここでちょっと真面目な話を。

たとえ超絶うまいシンガーでも、
聴く準備ができてない人の耳にはただの騒音です。

だからこそ、練習の場選びって大事。

> 家で叫ぶより、車で叫べ。
深夜のアパートより、スタジオへ。



周囲への配慮は、ロックマンのマナーです。


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🎯【まとめ:ロックは“見せない努力”でできている】

ロック=自由、でも“準備の自由”は必要

見えない練習が、魅せる本番をつくる

練習もロックの一部。楽しめ!

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では、また明日!
🔒Stay Rock
パンチーノ

2025年6月19日木曜日

🎤「Keyは魂。移調でロックは死ぬ」

今日もヴログにお越しいただきありがとうございます。
本日は 「歌のキー」 について。

いま、女性ヴォーカル曲のカヴァーをNEWESTで仕込み中なのですが、やはり Key(調) って、実に悩ましい。

男が男の曲をカヴァーするなら、オリジナルのキーでいけることが多いんです。でも最近よく見かけるのが、ハードロックバンドに女性シンガーを立てるパターン。
あれ、音域的には便利なんですよ。だって、男性シンガーでハイトーン出せる人を探すよりも、女性がオリジナルキーで代用できるから、成立しやすい。

でもね……
あれ、ロック的には“無し” です(笑)!
歌のキーって、単なる高さの問題じゃないんですよ。
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🎶響きがすべて。それがKey。

たとえば、ビートルズはその辺、ほんとによく分かってる。
Keyって「出せる・出せない」以前に、「響き」なんです。

名曲 「Long Tall Sally」。Fでもちょっと違う。Eなんてもってのほか。
「Oh Darling」 をCやDで歌ってみ?
……その瞬間、あの名曲は死にます。

Keyは、魂の座標みたいなもので、移した瞬間、バランスが崩れる。
もちろん事情によって調整することはあるけど、それでも「原キーに込められた説得力」は何にも代えがたい。


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💡【今日の教訓】

Keyはただの高さじゃない。その曲が生まれた温度と空気なのだ。
ビートルズはそれを知ってた。
そして我々も、たとえカヴァーでもそのスピリットは大事にしたい。

ちなみに、今回仕込み中の女性ヴォーカル曲、ギリギリのキーで踏ん張ってます。原キーで勝負です!

それではまた明日のヴログで。

Stay Rock🤘

2025年6月18日水曜日

🎬 The First Practice Vol.2 ― スターウォーズに勝てる気はしないけどやってみる

さて、今日もNEWESTの話題をお届けします。
前回ご紹介した「The First Practice」――我々の“素の初合わせ”をお見せするリハ企画の続報です。

来週末のリハーサルで挑む曲。これはNEWESTとして当然の通過点、でもかなりの難関曲です。

なぜって?
歌モノじゃない。

メロディで引っ張れないぶん、アンサンブル力と構成美、そして感性がすべて。ロックバンドにとって“構造そのもので勝負”というわけです。

その難関課題曲――
『スター・ウォーズ』。

AIで画像作ったら違う人になってる(笑)スマソ


映画史上、最大級のエンターテインメントであり、全人類の記憶に残る音楽のひとつ。
それに手を出すという時点で、正直「こりゃ無謀か?」という声もありました。

でも、あえてそこに挑むのがNEWEST。
ロックに必要なのは勇気と遊び心。それがなきゃ、ただの騒音でうるさい大人たち(笑)

ちなみにちょっと突っ込んだ話ですが、ジョン・ウィリアムズの音楽は基本クラシック。
我々のようなロック出身者にとっては、言わば“アウェー戦”。
スキルも楽器も、勉強不足感は否めない。

でも、ジョン・ウィリアムズも多くの曲でドヴォルザークの香りをまとわせてるわけで、要するに“パクり上等”(笑)
それを言うなら我々だって、ビートルズを愛し、影響を受け、参考にし、つまり同じようにパクっている。

ジャンルが違えど、音楽は兄弟です。

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🧨ところで…不可能な任務はすでに始まっている

実は、NEWESTは今回が初のインスト挑戦ではありません。
グッチというギタリストがいて、彼は元々ベーシストでもあり、インストバンドもこなしていた
その個性を活かさない手はないだろう、ということで、短いながら一度挑戦しました。

その楽曲とは――
『ミッション・インポッシブル』

まさにインスト練習の“第一章”。
不可能を可能にする訓練は、ここから始まっていたのです。

> “なぜあんな難しい曲を演奏するんだい?”
“簡単な曲ならカラオケで十分さ。”
(↑アメリカンジョークです…笑って!)

ということで、その時の動画も貼っておきます。
我々のインスト「やってみた」第一弾、ぜひご覧ください!

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映画の戦争は最高のエンターテインメントではあっても、現実の戦争は絶対にノー。武力による紛争回避はいかなる理由でも猿のやること。
NEWESTはロックの精神に則り、Love & Peaceを掲げて演奏しています。

そして次回、スター・ウォーズの壮大なテーマに挑む我々を、どうか見届けてください。

May the Rock be with you. 
Stay Rock! 🤘✨
パンチーノ

2025年6月17日火曜日

ハプニング上等!The First Practice 開催中

さて、今日は “The First Practice” について少し語りましょうか。

バンドをやるってことはね、「売れてからやる」わけじゃなくて、「やってるうちに売れるかもね」っていう精神が基本。というわけで、われわれは売れてはいません(笑)。無名、知る人ぞ知るアーティスト。でも、そういう状態でリハーサルに本気で挑むのがロックってもんです。


若い頃――いまも気持ちは若いですが(笑)――もっと若い頃は、週に3回も4回もリハーサルして、技術を積み上げてました。10代・20代は、まさにその「貯金」の時期。でも今は違う。いまはその貯金を切り崩すどころか、新たに投資するフェーズです。つまり、年齢とロックは無関係。

ただ、現実的には、月に数回のリハーサル。メンバーそれぞれが時間をやりくりして、限られた中でクオリティを追求しています。これは本当に大切なことなんです。

毎回、新曲レパートリーを導入するにあたり、各メンバーがそれぞれ自主練や研究をしてから、スタジオで「初めて合わせる」わけです。つまり、それが「The First Practice」。解釈が違うのは当たり前。一発で決まるはずもないけど、そこが面白い。

「あれ?おれの解釈と違うんだけど?」 「マジか、それで来たか!?(笑)」 「でも意外とアリかも…」

この化学反応こそがバンドの真骨頂。

この初回リハをYouTubeで配信するのが「The First Practice」です。つまり「最初の練習」そのまんま(笑)。でも、それを観てもらえるって、ある意味ロックの現場をそのまま届けてる感じで、すごくリアルだと思ってます。

そして、今日は「The First Practice」の前回の動画をご紹介します。

前回取り上げたのは、ポール・マッカートニーの映画『Broad Street』でも使用された。そう、あの美しいバラードです。

この曲、じつは歌モノとしては合わせやすい構成になっていて、リハーサルとしては比較的スムーズに進行しました。テンポも素直、コード進行も素直。というわけで――

> 正直、あまりハプニングもなく(笑)、
結果として「ちょっとおもしろみに欠ける動画」になってしまったかもしれません。

とはいえ、こういう曲もヤラセ無しで晒していくのがThe First Practiceのコンセプト。最初の合わせ、つまりリアルなリハーサル現場をそのままお届けするということに意味があるのです。

動画(録画)はこちらからご覧いただけます👇


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そして、明日のヴログでは…

次回の「The First Practice」について書きたいと思います。
今度はもう少し…荒れた展開になりそうな予感も(笑)?

それではまた明日。
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最後に一言

昔アメリカで聞いた話。「バンドで最初に喧嘩するのは、誰が車出すかって話だ」…確かにね(笑)。

だけど俺たちは車じゃなくて、音を出すことに燃えてます。

Stay Rock.


2025年6月16日月曜日

ロックデナシにご用心。Newestも始動中!

今日もヴログを更新します。

最近、Newestというもう一つのバンドが、予想以上にいい波に乗ってきています。
このバンドは、映画音楽を洋楽ロックにリアレンジして演奏するという、ちょっと変わったスタイルのトリオ。
カヴァーといっても、ただの再現ではない。アレンジで魂を吹き込むという意味で、我々のロック魂がかなり試されるバンドでもあります。



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さて、まず言わせてください。
バンドっていくつも掛け持ちできるものじゃない。
それが俺の持論。

もちろん、タイミングや縁が重なると「ちょっとやってみようか」というノリで始まることもある。
でも本当に長く続けたいなら、本気になれるバンドはひとつでいい。
下手に数だけ増やしても、どこかに集中できないし、音にも魂が入らない。

バンドってのは、一人では絶対にできないことを、仲間とやるためのユニットなんです。
つまり「一人じゃ届かない場所に行くためのチーム」。
だからこそ、本気のバンドが一つあれば、それだけで十分なんです。


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で、よく聞かれます。
「何人からがバンドなんですか?」

俺はこう答えます。
2人じゃロックデナシ。
3人からがバンド。

2人だと、音の分厚さも、ケンカのバランスも、化学反応も足りない。
なんとなくまとまっちゃうから逆に面白くない。
ロックには、ぶつかり合いと爆発力がいる。
だから3人以上。これはもう俺の経験則から来てます。


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そして、バンドがちゃんと機能するためには、これも大事なポイント。
メンバーのスキルレベルが同等であること。

これは見落とされがちだけど、ものすごく大きい。
レベルが合ってないと、自分のプレイも活かせないし、空気も噛み合わない。
「お前に合わせるの疲れるわ〜」ってなったら、もう音楽どころじゃない(笑)
技術もセンスも、お互いを高め合える程度のバランスが大事。

その意味で、Newestの3人は絶妙です。


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メンバーを紹介すると:

グッチ(ギター)
もともと俺と2人でこのユニットを立ち上げた相棒。ギタリストとしての安定感と歌心を持っていて、リハでも本番でも安心して任せられる存在。最近はアレンジ力にも磨きがかかってきて、俺としてもかなり刺激を受けてます。

アーベン(ドラム)
ハモリーメンではベースを弾いているけど、このバンドではドラムを叩いてくれてる。マルチな才能の持ち主で、柔軟さとタイトなビートが売り。最初ドラムやるって聞いた時は正直ビックリしたけど、やってみたら完全に「あり」でした。

パンチーノ(ベース&リードヴォーカル=俺)
このバンドではベースとリードヴォーカル。全員ベーシスト出身という珍しい編成の中、俺が歌とベースのダブルで責任を持って引っ張っています。昔から「やるなら中途半端にはやらない」タイプなんで、このバンドでも全力投球。


ちなみに、グッチと最初は2人でギター弾きながらのユニットとして始まったんだけど、
やっぱりさっき言ったように**「2人じゃロックデナシ」**なんですよ。
で、アーベンを引き込んで3人編成になったとたん、音に厚みが生まれて、一気に“バンド”らしくなった。
ここからが勝負だなって感じてます。


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いまは新たな企画、**「The First Practice」というシリーズが進行中。
この名前、ちょっと意味深だけど、“初心に返る”**ってことでもあります。
技術や理屈を超えて、ただ音を鳴らす楽しさを追い求める原点回帰的なプロジェクトです。


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最後にひとつ、俺がいつも感じてることを。

「自由は束縛の中に存在する。」

何でもありじゃ面白くない。
制限があるからこそ、そこをどう突破するかに創造性が生まれる。
だからこそ、バンドという枠組みの中でやるロックには、ソロでは味わえない面白さがあるんです。


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というわけで、今日も俺たちはロックします。
この先どんな曲が生まれるか、俺にもまだわかりません。
でも、どこまでも本気で、自由に、束縛を楽しみながらやっていきます。

Stay Rock.

— パンチーノ

2025年6月15日日曜日

Never Ending Dream、脳内再始動

昨日のスタジオリハーサル、おつかれさまでした。
まずメンバーのみんなに感謝を。そしてここを見てくれている皆さんにご報告。

このヴログ、なんとアクセス数がいつもの10倍になってます(笑)
毎日投稿してるとこういうことが起こるんですね。ちょっとびっくり。


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さて、AIで作った新曲「Never Ending Dream」。
配信の制約を避けるため、メロディをパンチーノの脳内生成に切り替えて再リハーサルしました。

これが思った以上にしっくりきている。
まだ完成度としては発展途中ですが、手応えはあり。

そしてTech21のファズサウンドがご機嫌すぎてテンション上がりました。


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アーベンとサカッキーも、週末で疲れてる体を引きずりながらも、しっかりロックしてくれた。
ありがとう、本当に。

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普段あまり曲の意味を語るのは好まない主義なんですが、
ここを見てくれているniceなファンのみんなにだけ、ちょっとだけお話。

「Never Ending Dream」は、
夢に疲れ、夢に敗れた人へ向けて書いた曲です。

ひとつの夢が終わっても、また次の夢がある。
そんな夢のループをテーマにしたロックです。
夢は終わらない。終わらせない。

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今日も音楽が鳴ってます。
良い夢を!また!

 Stay Rock! 
パンチーノ


今回は特別にリハーサル動画をつけておきます!



2025年6月14日土曜日

新メロ地獄と改造ストラトの快楽 〜本日ハモメン・スタジオリハ〜

今日はこれからハモリーメンのスタジオリハーサルです。
一度は完成していた曲を、新しいメロディで3曲仕込み直し中。正直…ちょっと混乱してます(笑)

頭の中に前のメロが残ってて、自然に口ずさみそうになる。クセってやっかい。でも、配信時代のこの制約の中で、自分をアップデートするしかない。
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🎸 今日のギター:プレイテック改造ストラト

今日連れていくのは、長年いじり倒してきたプレイテックの改造ストラト。
これが最近、どんな高級ギターよりもしっくりきてしまう。

そのうち**原宿のフェンダーショップに行って、このモデルのコピーをフェンダーブランドで作ってもらおうかな?**って本気で考えてます(笑)
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🧳 都内リハは機材との勝負

ハモメンのリハはいつも都内のスタジオ。
そして毎度、機材運びが最大の難所。

エフェクターボードはフル装備、荷物は専用カートで移動。
リハの前からすでに体力勝負。駅の階段が地味に鬼門。

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🪕 アーベンの気合と、パンチーノの工具箱

最近、アーベンのやる気が本気モード。
「ベースの調子が悪いからメンテしてほしい」って頼まれて、パンチーノがワイヤリングチェック&ネジ締め作業してます。


断線も見つけて修理完了。
お礼に、ライブ会場でも販売してるハモメンコーヒーをくれました。やさしい(笑)
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🥁 サカッキーのマイペース・ドラム

サカッキーは相変わらずマイペース。
でもね、ここ最近ドラムがめちゃくちゃ良い感じで、全体のノリがどんどん良くなってる。
3ピースだからこそ、リズムの安定感って大事なんだよね。


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🎶 3人バンドってやっぱり面白い

なぜかいつも3人編成に縁がある俺たちだけど、
音がぶつからない分、アレンジも自由自在。

特に今回みたいに新メロに切り替える作業では、
余白があることで、構成の再構築がしやすいって実感してる。

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今日も新しい音を探しながら、3人でガシガシやってきます。

そして改めて言いたい。
「自由は束縛の中に存在するもの。」
ルールがあるからこそ、その中でどれだけ自由に泳げるかがバンドの面白さ。

ということで、これから脳内生成メロディと格闘してきます(笑)
パンチーノ(笑: 電車内より)

2025年6月13日金曜日

脳内メロディ〜AI規制時代のハモリーメン流〜

6月・続報その2です。

前回、配信会社のAI規制について書いたんだけど、あれからもいろいろ考えることがあってね。
ハモリーメンとして新譜を出す準備を進める中で、現実的な壁があるわけです。

配信会社を通さなきゃリリースできない、
でもAIが生成したメロディや歌詞はNG──。

ということで、我々は決めました。

「AIメロディ全面排除、脳内生成に切り替えてます!」(笑)



これ、かなり前代未聞なんじゃないかな。
まるでリフメインのメタルみたいに(笑)、出来上がったAIオケの上に自分の脳から生み出した新メロを乗せていくという…
言ってみれば、“ハイブリッドRock”の誕生です。



もちろん簡単なことではない。
そもそも、AIが出してきた音楽をただ“演奏する”だけでも、それなりのスキルが必要なんですが、さらに“メロを変えて歌う”ってなると、下手すりゃAIカヴァーより難しい(笑)

カヴァーするのがどれだけ大変かって、音楽やってる人ならわかると思う。
コピーを魅力的に仕上げるっていうのは、本当に職人芸なんです。

で、今回のハモリーメンは、AIの補助で出てきたメロディを参考にしつつ、
最終的に**全部パンチーノ脳で再生成して、ハモメンで再リハーサル!**というプロセスを取っています。

そのうち、俺の脳内にも解析データがたまりすぎて容量オーバーするかもしれない(笑)
…でも、それがまた面白いんだよね。


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♪ロック小話:ポール・マッカートニーのHelen Wheels

そうそう、ちょっと話はそれるけど、
ポール・マッカートニーのウイングス時代の曲で**“Helen Wheels”**ってあるんだ。知ってる?


これがまたカッコいい。軽快なシャッフルビートに乗って、ワンコードで最後まで突っ走る曲。
なのに、メロディが飽きない。ずっと聴いていられる。





で、俺は思ったわけ。

**「ワンコードでこんだけのグルーヴとメロディ作れるとか、ポールやっぱ天才だな」**って。

正直、Helen Wheelsの構造が俺の脳内生成アルゴリズムに強く影響してる自覚ある(笑)
もはやパンチーノ脳は、軽くビートルズ感染済み。


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最後に

配信会社が何を制限しようと、
俺は俺の音を届けたいだけ。

判断するのは、聴いてくれる人。
それが音楽の本来のあり方だと思ってる。

AIは使い方次第。
ルールがあるなら従いながらも、自分なりの形に昇華するだけ。
自由は束縛の中に存在するもの。
それがロックってもんでしょ?

じゃ、また近いうちに。

Stay Rock!
パンチーノ
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ハモリーメンのライヴ情報はこちら
https://sites.google.com/view/harmorrymen
こちらからもアクセス出来ます。(同じです。)
↓↓↓
https://tinyurl.com/hamomen

2025年6月12日木曜日

AIは神じゃない。でもロックの味方にはなる?!

6月。
ちょっと気になる話があったんで、今日はそのことを書いてみようと思う。

最近知ったんだけど、多くの配信会社ではAIが生成したメロディや歌詞はNGなんだって。
つまり、AIが勝手に出してきたメロディやリリックをそのまま使って曲を出すのはダメ、ということ。

これは一見当然のようでいて、でも…なんか違和感あるんだよな。


世間では「作曲=メロディ+コード」と思われがち。
でも、本当に音楽をやってる人間ならわかるはず。いちばん大切なのは“アレンジ”なんだよ。

メロディやコードももちろん大事。
でもそれって、ある意味“素材”に過ぎない。

例えるなら──「いい魚が釣れた」ってだけの話。
そこにどんな調味料を使って、どう調理するか。
それがアレンジだし、アーティストの腕の見せどころ。

よく「いい曲ができた!これは降ってきた!」って言う人いるけど、俺から言わせてもらえば…
それってただの“自己満足の錯覚”だと思ってる(笑)

で、俺も最初はAIを使うのをためらったことがあった。
でも結局、禁止事項を避けるために、メロディは全部“自分の脳”で生成してます(笑)
それってそんなに難しいことじゃない。
だって、メロディなんて無限にある。俺にもAIにも。

AIを神だと思ってる人、多いんじゃない?
でも残念ながら、神じゃないです。AIは人間と同等、つまりツール。
俺的にはね、どこぞの曲を解析してAIがポンと出した音楽でも、認めてる。
だってそれこそ、“降ってきた”んじゃないの?って思うから。

それに、最近はDAW(音楽制作ソフト)にもAI支援の機能がどんどん入ってきてる。
アレンジやビートメイクの補助として使うことは、音楽の幅を広げるって意味でも俺は完全に賛成派。

そもそも、プロのJ-POPの世界ではさ、
作詞も作曲もアレンジも、外部のプロから提供されるのが当たり前。
それでデビューして、商品として出してる。
そこにAIという新しい選択肢が入ってきて、金もかけずに同じ舞台に立てるようになったら──

それ、もはや革命でしょ?(笑)

まあ、そういう商業の世界はそっちで模索してくれたらいいと思う。
我々はただ、純粋にロックしてるだけなので(爆笑)

だからこそ、俺はアナログマンでありながらAIを使いこなしていく。
それは楽をしてるんじゃない。むしろ、“選ぶ責任”を楽しんでる。

「ロックは反骨」だし、「ロックは自由」。
AIをどう使おうが、それが自分の音になるなら、それでいい。

アレンジが命。
それが、俺のやり方。

また書きます。
Stay Rock!

パンチーノ

2025年6月3日火曜日

5月の近況報告

幸せRockJourneyをご覧いただきありがとう。
6月に入りました。
暖かかったり寒かったりで体調には気をつけているところ。皆様もどうぞご自愛ください。

さて、Liveはまだ先なので新しいレパートリーや作曲などをしているけど、今までと違った試みもしているところ。

NEWESTでは練習リハーサル風景をライヴ配信してみた。これはグッチのアイデアでThe First Practiceと命名している。
録画を貼っときます。





更にはオリジナルバンドであるハモリーメンもAIを活用している。ロックアーティストがAIを使っているのはBeatlesだけじゃないんだよ(笑)新しいことは取り入れる方針。

実際にAIに曲を作らせてみたら、案外アリでした。

最初は半信半疑だった。
でもうちのバンドアレンジはだいたい俺パンチーノが1人でやっている。
アーベンの原曲を貰ってデモを作ったり自分でハモメン用に書いたりですが、その作業量がなかなかに重たいわけです。
だから少しでも時短になるなら…って軽い気持ちで始めたんだけど、
やってみると、これがなかなか面白い。

AIの作曲ってね、サイコロ振るみたいなもんなんです。
ポンと出てくる曲を聴いて、「これは使えるな」「これはちょっと違うな」って選んでいくだけ。
その時点ではまだ何の感情もないただの音のデータだけど、クオリティ完成度はかなり高い。

でも、そこで「自分が選ぶ」っていうのが実は大事で。
自分の耳で“アリ”を選び、“ナシ”を捨てる。
それだけっちゃそれだけなんだけど、それこそが自分の色になるんだよね。

500回くらいサイコロ振って、ようやく「お、これは!」って曲が20曲くらい。
そこに自分の感覚で歌詞をつけたり、アレンジしたりして、やっと命が入る感じ。

もちろん、自分で一から曲を作ることもできるけど。
まあ、これは持論だけどメロディなんていうのはもともとサイコロ振るのと同じで自分のクセや影響を受けたものからの引用しているようなもの。
イメージを膨らませモチーフを考えなにかの曲を参考にしたり。AIを使わなくても「自分が選ぶ作業」実質的にはやっていることは同じなんですわ。
ただ、正直時間がかかる。寝かせたり、練ったり、迷ったり。
その工程も好きだけど、全部をそれでやってたら追いつかないときもある。

なのでAIは中身まで提案してくれるツールを超えたツールという形。今後は世間に浸透していけば当たり前のことになると思うし、新しい音楽も生まれてくる可能性もあるでしょうね。
それと、高い金で雇うプロのアレンジャーや作詞家、作曲家なんて仕事もなくなるね(笑)ごめんね!

まぁ、AIを使うことに抵抗がある人もいると思うけど、ハモメンのメンバーは結構気に入ってくれている。
個人的には「使い方次第でしょ」って思ってる。
良い素材を引き出せる人が使えば、もっと良いものができると実感してるよ。
筆のひとつ、ギターのエフェクターのひとつ、みたいな感覚で。

AIが音楽を作る時代になっても、最後に「これが自分の曲だ」って言えるかどうかは、LIVEで聞かせられるか!やっぱり自分次第だなって思います。

それではまた!