2025年7月5日土曜日

🎸ギターで語るロックのルーツ 〜ブルースとカントリーの出会い〜

今日はギターの話。
よく「ブルースロック」なんて言葉を聞きますが…
正直、**ブルースロックというジャンルは“存在しない”**と思っています。

でも、「じゃあ何なんだよ?」って聞かれたら、こう答えます。
ロックは“ブルース”と“カントリー”の子供なんです。






特別講師のパンチーノ(笑)
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🎼 ブルースは「哀愁のマイナー」

ブルースのギターは、悲しげな“マイナースケール(音階)”を使います。
特に「ブルーノート」と呼ばれる、ちょっとだけズレた音がキモで、
この“うねるような感じ”が、聴く人の心にグッとくるわけです。


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🐎 カントリーは「明るいメジャー」

一方カントリーは、明るくて爽やかな“メジャースケール”を使います。
カントリーギターは軽快で、どこか牧場の風景が浮かんでくる。
音の飾り(装飾音)やスライド、チョーキングも多くて、聴いてて心地よい。


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⚡ ロックは、その合体!

つまり、ブルースの“哀愁”とカントリーの“開放感”が合体してロックになる。
ギター的に言えば、

マイナーペンタ(ブルース)

メジャーペンタ(カントリー)
この2つを、うまく使い分けて弾くのがロックの基本なんです。



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🤘 ハモリーメンのギターはそのミックス

パンチーノが弾いているギターソロやフレーズは、全部この発想。
暗いとこも明るいとこも、どっちも味わえる音作り。
シンプルに聴こえるけど、ちゃんと理屈がある。

そんな「スパイス」が効いたサウンド、
ハモリーメンの新曲「Never Ending Dream」でも味わえます。


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ロックに理屈なんていらない。
だけど、「わかってて弾く」ともっと気持ちいい。
…そんなギター話でした。

Stay Rock