2023年10月21日土曜日

HOFNER BASSのこと

幸せRockJourneyをご覧いただきありがとう!
はい、パンチーノです。いかがお過ごしでしょうか?
先日、コロナワクチン五回目オミクロンXBBしっかり接種してきました。冬にかけて流行るみたいなのでね。(ワクチン反対派の人はごめんね!)

さて、音楽の話題にうつろうか!
蕨の機まつりに出演するときにバンド「NEWEST」使うはずで調整していたビートルズのPaul McCartneyで有名なHOFNERベースについて少し書こうかと思います。

まずはこれが俺のHOFNER!



HOFNERと書いてへフナと読むらしい。ドイツのメーカーだからね。
20代前半に買ったのでもうかれこれ30年近く経ってます(笑)
池袋のイケベで買ったんですよ。駅前、少し行ってビルの下のとこ。ビートルズすきで、当時8万9千円。特価品で10万切っていたので即決!※その頃ね当時付き合っていた彼女に振られたこともあって何かモチベージョン上げたくて買ったんですね。バンドやってやるぜ!って(笑)

まさか、このへフナとこんなに長いおつきあいになると思いませんでしたね!バンド始めたころからBeatlesの曲を数多くやりましたね(コピーバンドではないんだけど。)なのでPaul McCartneyの影響は大きいです。いろいろパクってます。


ですが、ご存じNEWESTではヤマハのモーションでした。(写真は血を分けた兄弟みたいなもの、兄弟ベース)


ええ、モーションの方がソリッドボディなので色々な曲に合うんですよね。オリジナルのへフナだとアコべですから太い音はいいんですけど、硬い音が出ないので。なかなか何にでもって訳にもいかず難しい!3人バンドでは埋もれがちという表現が正しいかも。

パンチーノの音楽活動においては西荻ヘブンズドアでのホスト役、ビートルズのセッション会などで一時期復活させて使っていたのですが、それからは暫く使ってなくて、使っていないと楽器って駄目になるんですよ。塗装面も劣化するし金属部分も腐食するし木そのものも反ってきたりね。調整しないと痛みます。

メンテの為、分解中の絵


Paul McCartney本人もビートルズ時代からの楽器は使っているみたいで最高のギターテクにメンテしてもらっているようですが、こちらは無名のミュージシャンなので自分でやります(笑)

さっきの写真をみてもらうと分かると思いますがメンテしたついでに改造もしたんですよ。コントロール部分。

手前が制作したもの。後ろのがHOFNERオリジナル

これ。黒いコントローラ(ポールのと違っていいでしょ)
ノブはゴールドが良かったので英国マーシャルノブ

ええ、少し解説しますね。
へフナのオリジナルコントローラって使いづらくていい音の出るフロントピックアップしか使わなくなるんですよ。ビートルズでのポールもそれ一択でそうですけど。
このHOFNERコントローラ、中の回路が特殊でフロントにセレクトすると必ずトーンコンデンサを通る仕組みになっていて。それがへフナの太い音の秘密なんです。アタックのない太いトーンね。

つまりこれビートルズのベーストーンな訳ですけど、コピーバンドをやるならいいんですが、実際バンドでいろいろな曲をやるにはネック、バンド始めた当初のドラマーにも不評でした(ビートルズよりのドラマーではなかったので。)そういうこともあってか、あまりこのベースを使っている有名ベーシストっていませんね。
HOFNERのようなアコべを使うよりはジャンルが縛られないのはフェンダーのジャズべとかプレべですよね普通。



それはそれとして、欠点があれば利点もある。ギタリストならへフナは弾きやすいです。スケールが短いのとネックが細いこともありギター感覚で弾けます。そういう意味で歌いながら弾くには最高のベースかな!
フェンダーなんかでリフの多い曲だと本当につらい。実際ビートルズのI Saw Her Standing Thereのフレーズなんてへフナ以外のベースで弾いても弾きにくくて駄目ですもんね。

それを踏まえた上での改造を施しました!パンチーノオリジナル!
レスポみたいなギブソンのセレクタを導入
※フロントだけトーン回路をつけて調節できるようにして。リアはダイレクトボリュームのみ。

NEWESTだと曲の途中にピックアップを切り替えたりしていたのでセレクタほしくて。

へフナ本体も傷の補修と塗装をタッチアップしたり磨いたりしました。

違った角度からの絵


どうですか?いいでしょ。いままで乱雑に扱っていたのでこれからは大切にしようかな。
ハードケース欲しくなりました。

ということで今回はへフナについて書きました!ありがとう。