いよいよ秋なんだなと思う季節になりました。肌寒い(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)
過ごしやすい季節でパンチーノは一番好きだったりします。
20代の頃は夏が好きでした。しかし、40も半ばを過ぎるとこの季節の良さが分かってくるのかもしれませんね。(ΦωΦ+)ﾎﾎｩ….
さて、久々の更新です。
SNSでは多くのご意見など頂いてパンチーノを応援してくれるお方、そして厳しいご意見をぶつけてこられるお方、色々なファンのお方、その形があって嬉しく思います。有り難うございますm(_ _)m
さて、その中でも前向きに応援して頂けるファンのお方に関してはは常にパンチーノもあなたを応援していく形をとりたいとおもいますので大船に乗った気持ちでいいよ。
そうなのです、それが今まで日本人に足りなかったと言われるWIN、WINの関係なのです。わからない御方はWin Winで調べるといいでしょう。
ということで、話は変わります。
現在活動中のRockバンド「Ashnora」のドラマーである「ナイス渡邊」氏のスタジオにあるベースアンプが壊れて音が出ないとのことで、捨てるような話しでしたので、もしかして修理できるかもよ？ということで名乗り出たパンチーノ様でした。
知る人ぞ知る。パンチーノ様は暇を見ては楽器改造遊びやらDIYを楽しんでいたりしており、今まで数多くの作品をヤフオクで流したり（笑）使用中の楽器も作品の一つですがね。。( 'ω')
そういうアナキンスカイウォーカーのような趣味を持つのです。
前置きはいいとして HARTKEのHA2500を分解し診断しましたところ。音の出ない原因は？？
HA2500を開けてみると、プリチューブかと思いきや真空管は見当たりませんでした。「なんだ、、このHARTKEって真空管入っていないじゃん、、」とぶつくさいいながら、メーカーサイトで調べてみるとひとつ上位機種のHA3500から真空管が使われているようです。つまりHA2500はモデリング。
HARTKEとしての特徴である、チューブとソリッドのブレンドプリ「A」「B」ツマミにより行う操作パネルはそのまま残してモデリングになっているのがHA2500という訳ですが、それはいいとして電源が入るが音がでない原因を調べる為にまずはプリアンプのチェックからしました。
プリアンプのチェックは電源を入れて外部D.I.OUTから出力されているのかMIXERなどに繋いで確認すれば音が出ているかわかりますよね。その手順です。
確認したところ見事全てのツマミが機能しており正常でした。ということで原因はパワーアンプ部ということになる訳ですよ。
これがパワーアンプ部の基盤
パワーアンプ部、見たところどこもショートや断線しているような気配もなく、で一番壊れそうなのはこのふたつの大きなコンデンサかな。ですが見たところそれも綺麗だしなぁ、、しかし流石のパンチーノ様は見逃しませんでした。電源を入れたときのこの匂い。。異臭がする。。(´・ε・｀)ﾑﾑﾑ
やはりコンデンサの容量抜けかなと察しましたが、トランジスタも怪しいかも。
早速、ケースから基盤を取り外しました。ところがこれがメンドくさいトランジスタが冷却用のアルミクーラーに固定されているのでネジを外してからボードとトランジスタを外します。
トランジスタは外してからテスタで測定しないと壊れているかどうかわからないので取り外します。
更に、コンデンサも基盤から取り外します。コンデンサは接着剤で固定されているのでカッターで切れ込みを入れてから半田除去というかんじで外します。
トランジスタは全て断線異常なし、PNPとNPNの二種類、東芝の2SA1943(PNP)と2SC5200(NPN)
でしたので足の向きが分からず苦戦しましたが、メーカのデータシートが手に入ったのでそれを見つつチェック。コンデンサに関しては容量抜けを診断する機器は持ち合わせていないので交換という形をとりました。6800μF耐圧80Vが２個です。
元々ついていたコンデンサと比較してみました。左の背の高いコンデンサが元々ついていたもの。右側は新品です。メーカと見た目は違いますが同じ容量の電解コンデンサです。
部品が揃いましたので組み直しです。コンデンサの接着も忘れずに！重さがあるので運搬の際に緩む可能性があるからですよ。
ばらした順番の反対から組み上げます。
その時のコツは先にトランジスタをアルミクーラー側に取り付けてしまうということかな。
途中省略しますが、修理記録は以上です。コンデンサを交換したら正常に大きな音で鳴りました！！ｖ（=＾0＾=）ｖヤッタ。
ということで、めでたし、めでたし。
HA2500のユーザで音が出なくなったなどという御方には参考にしていただければと思います。
修理に関しては自己責任でお願い申し上げますm(_ _)m
ではまた！
