2026年9月20日日曜日

弾いて歌うと、バンドの景色が変わる♪

最近は週一ペースのブログ更新になっているパンチーノです(笑)。
さて今回も、気の利いた音楽的ブログにできるように、その時その時で自分が気になったことを文章にしています。今後もこの方針で行こうかなと思っています。

なにしろ、音楽をやっているとネタだけは意外と出てくるんですよ(笑)。
特に、プロのアーティストならわざわざ説明しないようなこと。「そんなの当たり前じゃん」と思われるようなことの中にも、実はバンドをやる上で面白いヒントがあったりします。


ということで、今回は「弾いて歌う」について。


パンチーノは、弾いて歌っています。時にはベース、時にはギター。昔はドラムを叩きながら歌ったこともあるし、弾き語りでピアノを弾くこともできます。まあ、ピアノはあまりやりませんけど(笑)
でも、これって別に「何でもできるぜ!」と自慢したいわけじゃないんですよ。その時のシチュエーションで楽器を決めてきただけなんです。
バンドを組んだらベースがいない。じゃあ、俺がベース。キーボードがいない。じゃあ、俺がキーボード。ギターが必要ならギター。そんな感じです。

バンドって、結局シチュエーションなんですよね。今まで自分がやってきた楽器も、ほとんどそんな感じで決まってきました。
個人的にはギターが一番しっくりきます。やっぱりギターは弾き語りに向いている。ピアノもそうですね。どちらもコード、つまり和音を鳴らせる楽器だから。理屈で考えれば、まあそういうことになります(笑)。

ただ、バンドマンを見ていると、面白いことに「楽器を弾きながら歌う人」と「演奏だけする人」がいます。これは不思議ですよね。
もちろん、どちらが良いとか悪いとかいう話ではありません。たぶん最初に影響を受けたミュージシャンとか、最初に組んだバンドの環境なんかも関係しているんじゃないかなと、パンチーノは思います。
ビートルズに影響を受けた自分なんかは、やっぱり自然とそういう方向に行ったんでしょう。

……と言いたいところですが、実はパンチーノも最初から歌っていたわけではありません(笑)
最初に組んだバンドには、ちゃんとヴォーカルがいたんですよ。だったら、自分は歌わないですよ。ギターなりベースなりを弾いていればいい。
ところが、その後いろいろなバンドをやっていくうちに、歌う必要が出てくる。じゃあ歌う。楽器を弾きながら歌うことも。そんなことを繰り返しているうちに、自然と「弾いて歌う人」になっていったわけです。へたくそだから歌うなとは言われなかったのも運が良かった(笑)

そして長年やっていると、これは単純に「楽器を弾きながら歌える」という技術だけではなくなってくるんですよね。

自分の場合、歌いながら演奏することが普通になっている。言い方を変えると、「歌に合わせて演奏する」という考え方がかなり強くなっている気がします。


例えば、ベースを弾いていても、単純に「このフレーズを正確に弾こう」とだけ考えているわけじゃない。歌がここに来るから、ベースはこう動かしたほうがいい。ここで歌が盛り上がるから、ベースも少し押し出そう。逆に、ここは歌を邪魔しないように引こう。そんなことを自然に考えています。

もちろん、難しいベースラインを弾きながら歌うのは、それなりに練習しますよ(笑)。「これ、歌いながら弾けるのか?」というフレーズもありますからね。
でも、最終的には演奏のための演奏ではなく、歌を生かすための演奏になってくる。
ここが、弾いて歌う人と、演奏だけをしている人との違いの一つなんじゃないかなと思います。
演奏だけに集中している人なら、もちろんテクニックではものすごいものがあります。そりゃそうですよね。右手も左手も、全部演奏に使えるんだから(笑)このフレーズが歌をどう聴かせるのか。他の楽器とどう絡むのか。曲全体がどう動くのか。そこまで考える必要がある。

そして、歌う人は当然ながら、コーラスやハーモニーも気になります。自分が歌っているから、他の人の歌も気になる。「ここ、ハモったら面白いな」とか、「ここはユニゾンのほうがカッコいいな」とか。
歌って、実はものすごく強力なパーツなんですよ。楽器が何本あっても、歌が入った瞬間に曲の印象がガラッと変わる。
だからこそ、バンドマンは自分の担当楽器だけを見ていると、ちょっともったいないと思うんです。

ギタリストならギターだけ。ベーシストならベースだけ。ドラマーならドラムだけ。
それももちろん必要。

でも、その先にあるのが、「この曲全体をどう聴かせるか」なんじゃないでしょうか。
ここで、やっぱりビートルズが面白いんですよね。
ポールはベースを弾きながら歌う。ジョンもギターを弾きながら歌う。ジョージも歌う。リンゴも歌う。
つまり、メンバーそれぞれが「自分の楽器だけ」を見ていない。歌も含めて、曲全体を作っている。
ポールのベースなんて、歌のメロディーと絡みながら動いていくことが多いですよね。ただルート音を弾いているだけじゃない。
だからベースなのに、まるでもう一つのメロディーみたいに聴こえる。
これは「ベースが上手い」というだけでは説明できないと思うんですよ。曲をどう聴かせるかを考えているから、そういう演奏になる。
もちろん、これはビートルズだけの話じゃありません。
ロックの名曲を聴いていると、ボーカルとギター、ベース、ドラムが、それぞれ勝手に演奏しているようで、実は全部が曲のために動いている。そこがバンドの面白いところなんですよね。

だから、パンチーノとしては、「楽器パート」だけじゃなくて、「曲そのもの」を聴いてほしいと思っています。
演奏が上手くできたか。それも大事。でも、その演奏によって「曲が良くなったのか?」こっちも同じくらい大事です。

極端な話、ものすごく難しいフレーズを弾いているのに曲がカッコよくならないなら、そんなに難しいことをやる必要はない(笑)ただし演出としてカッコ良くなるならそれもアリ強力な武器です。
逆に、たった一音入れるだけで曲がカッコよくなるなら、その一音のほうが価値がある。これがバンドの面白さだと思います。その選択がセンスということにもなるけど(笑)

そして、これは前回のblog「バンドはパーツ交換じゃない」という話にもつながります。
バンドは、ギター、ベース、ドラム、ボーカルというパーツを集めて完成するものではない。それぞれが自分の楽器を持ちながら、歌を感じて、他のメンバーを感じて、曲全体を感じる。
そうやって「このメンバーだから出る音」になっていく。

上手い人を集めることだけがバンドじゃない。一人ひとりが「自分はこの曲の中で何をしたら面白いんだろう?」と考える。それが積み重なって、バンドの個性になる。
だから、弾いて歌うというのも、単なる技術ではないんです。
歌を感じながら楽器を弾く。そこから、他の楽器を感じる。そして、曲全体を見る。
その感覚を持っていると、バンドの景色が少し変わって見えてくるんじゃないかなと思います。

まあ、難しいことを考えすぎても音楽は楽しくないので(笑)。
まずは楽器を持って、歌ってみる。歌いながら弾いてみる。「あれ?ここ、弾きにくいな」と思ったら練習する。「あれ?このコード、歌いやすいな」と思ったら、それも覚えておく。
そうやって自分の中に少しずつ経験が増えていくかんじです。
歌アリの音楽、ロック、ポップスの世界って、結局そういうものなんじゃないでしょうか。

そして、ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます。
最後に告知させてください!


そんなパンチーノのバンド音楽活動である、ハモリーメンの曲をまとめて聴いてもらえるものとして、現在「Road to Solo Live Sound Pack」を販売しています。
ハモリーメンのオリジナル曲を中心に、パンチーノがこれまで作ってきた音源をまとめた手作りのサウンドパックです。
10曲入り、500円。

ハモリーメンて「実際どんな音楽やってるの?」という方には、ちょうどいいと思います。
サウンドパックを買ってもらって、それを聴いてもらって、そこから「この曲いいじゃん」と思ってもらえたら、それが一番うれしい。

そして、その売上はハモリーメンの「Road to Solo Live」、つまりワンマンライブを目指す活動に使わせてもらいます。
今どきCDかよ、という話もありますがCDがなくてもスマホでも聞けるサウンドパックです(笑)
ロックは昔から、手で持てるものに魂を詰め込んできたんですよ👍

500円ですから、コンビニで何か買うついでに一枚……くらいの気持ちでどうぞ(笑)。
まだ聴いたことがない方も、いつも聴いてくれている方も、よかったらぜひ。


いつかこのSound Packを聴いた人がライブに来てくれて、「いやぁ、実際に聴いたらもっと面白かったよ」なんて言ってくれたら最高ですね。
そのためにも、まだまだ弾いて歌います(笑)

Stay Rock!🎸