音楽をやっていると、「音楽を仕事にしたいから、スタジオミュージシャンを目指す」という人っていますよね。
いろんな現場に呼ばれて演奏したり、いくつものバンドを掛け持ちしたり。これはこれで、ものすごく高い演奏技術が必要だし、プロとして立派な世界だと思います。
ただね。
パンチーノ流では、スタジオミュージシャンやセッション演奏家と、バンドマンって、ちょっと違うんじゃないかなと思うんですよ。
たとえば、「この曲にはギターが必要だから、ギタリストを呼ぼう」とか、「ボーカルをやりたいから、バックを演奏してくれる人を集めよう」とか。
もちろん、それで音楽は成立します。
でも……それってバンドなの?(笑)
いや、別にダメって言ってるわけじゃないですよ。
そういうのはセッションとしては全然アリだし、いろんな人と演奏できるのは楽しい。むしろ演奏家としては、そういう能力がものすごく大事だと思います。
ただ、バンドって、もうちょっと面倒くさいものだと思うんですよね(笑)。
「この曲にはベースが必要だからベーシストを入れる」
じゃなくて、
「この人がいるから、この曲がこうなった」
こっちなんじゃないかなと。
ビートルズなんて、まさにそうですよね。
ジョンとポールがギターを持って向かい合って、「ここはこうしたほうがいいんじゃない?」「いや、こっちだろ」なんて、あーだこーだ言いながら曲を作る。
そこにジョージのギターが入って、リンゴのドラムが入る。
だから、ビートルズになる。
誰か一人を別の人に交換したら、たぶん同じ音にはならない。
レッド・ツェッペリンだって、クイーンだって、ローリング・ストーンズだってそう。
日本なら、布袋寅泰と氷室京介だって、あの二人だからBOØWYになる。
つまり、バンドは部品を集めて完成させるものじゃないと思うんですよ。
一人ひとりが勝手に音を出して、ぶつかって、混ざって、「おい、それ面白いな」となって、いつの間にか他では出せない音になっている。
この「面倒くさい部分」が、実はバンドの一番面白いところなんじゃないでしょうか(笑)
だから、自分の場合は、演奏が上手い人を集めればいいという考え方ではありません。
もちろん上手いに越したことはないですよ。
でも、それだけじゃない。その人が何を考えているのか、どんな音を出したいのか、どんなフレーズを入れたいのか。
そして、その人がいることで、他のメンバーがどう変わるのか。
そこが面白い。
「この人じゃなきゃ、この音にならない」
そういう関係になってくると、バンドは急に生き物みたいになってくるんですよね。
だから、オリジナル曲オンリー!という訳でもなく、パンチーノはカヴァーも好きです。
NEWESTでは映画音楽をロックする、ということで、いろんな曲をやっています。
でも、カヴァーだから「誰が演奏しても同じ」でいいとは思っていない。
むしろ、「この3人がやるとこうなる」というところを出したい。そうありたい。
そしてハモリーメンでは、やっぱりオリジナルをやりたい。
自分たちで曲を作って、自分たちで音を決めて、「これが俺たちの音だ」と言えるものを作りたい。
まあ、そんなことを言いながら、パンチーノ自身も結構いい加減なところがありますけど(笑)
細かいことを気にしすぎるとロックじゃない。
でも、ここだけは譲れない。
バンドはパーツ交換じゃない。
「ギターが必要だからギタリストを入れる」じゃなくて、
「お前がいるから、このバンドになる」
やっぱり、俺はそういうバンドが好きなんですよ。
映画スター・ウォーズのハン・ソロだって、たぶん「この宇宙船にはパイロットが必要だから誰か乗せよう」なんて考えてないでしょう(笑)
「ミレニアム・ファルコンは俺が飛ばす。文句あるか?」くらいでいいんですよ。
まあ、パンチーノ号もそんな感じでいきます(笑)
というわけで、最後にちょっと宣伝です(笑)
現在、ハモリーメンでは**「Road to Solo Live」手作りCD**を販売しています。
ファーストEP「Original Tracks」の5曲に、新しく制作したシングル5曲を加えた、全10曲入りで500円です。
「ハモリーメンってどんな音楽やってるの?」という方には、ちょうどいい一枚になっています。
何より、このメンバーだから作れた10曲です。
売上はもちろん、目標としているワンマンライブ「Road to Solo Live」に向けた活動資金に使わせていただきます。
「ちょっと聴いてみようかな」という方がいましたら、ぜひ一枚お願いします。
CD一枚、500円。
映画一本より安い(笑)。
パンチーノ号の燃料代だと思っていただければ幸いです🚀
それではまた。
Stay Rock!🎸