2025年7月17日木曜日

ロックと英詩の関係

こんばんわ、パンチーノです。
今日は「英詩」について。

英語で歌詞を書いていると、たまにこう思われます。
「日本人なのに英語ってカッコつけてない?」「アメリカカブれ?」って。

うん、気持ちはわかる(笑)
でもね、ロックの共通語がたまたま英語だっただけなんだよね。

俺にとっては、**歌詞って“意味を理解する”ものじゃなく、“聞こえてくるもの”**なんです。



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英語でも泣けるし、日本語でも泣けないときはある

正直、英語の歌詞でも心に響く曲はあるし、
逆に日本語でもまったく響かないこともある。

だから、言葉の問題というよりは**“響き”と“伝わり方”の問題**。

「バイリンガルですか?」って先日のライブで聞かれたけど、
全然そんなことないです(笑)
むしろ、音として自然に聞こえるかどうかだけを大事にしてます。

そのためには、やっぱり発音は気にしてます。
耳が良くないと難しい部分だけど、自分なりに本物のロックに聴こえるかどうかはチェックしてる。


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日本語の響きについて

日本語の歌ももちろん好きなんだけど、
いわゆる“フォーク的な言葉選び”にはあまり惹かれない。

なんというか…説明っぽくなりすぎるのが苦手で。
俺は言葉よりも「グルーヴ派」なのかも(笑)


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あのビートルズだって…

ちなみに、ビートルズってドイツ語でも歌ってたの知ってる?
“Sie liebt dich”(「She Loves You」のドイツ語版)とか “Komm, gib mir deine Hand”(「I Want to Hold Your Hand」)とか。

あれは当時、ドイツ市場を意識してレコーディングされたんだけど、
結局ポールはこう言ってた。

> 「ロックンロールはどこの国の言葉でもない。音そのものが心に届くんだ」



ほんとにそう思う。


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ロックは“音楽”じゃなくて“音の魂”

だから、英語だろうと日本語だろうと、伝わるかどうかは音の中にある。
言葉じゃなくて、音の中から感情が立ち上がってくる感じ。

NEWESTもハモリーメンも、そんな風に“聴こえる”曲になってたらいいなって思ってます。

Stay Rock